みなさんはご自分の後ろ姿に自信はありますか?
意識しないと目に入らないため、「自分の後ろ姿を見たことがない」「想像できない」という方も多いかと思います。
一方で、他人の後ろ姿はよく目にして、顔を見なくても、後ろ姿だけでなんとなくの年齢もわかりますよね。
実は、後ろ姿こそ見た目の年齢を大きく左右するのです。今回は女性の悩みでも多い「美しいお尻の維持方法」をご紹介します。
お尻は女性らしい要素の反面、普段、座るときには全身の重みを支えているので、何もしないと丸みもなくなり、残念なお尻に。
お尻に張りがあると、ズボンやスカートを履いたときに美しい曲線が描かれ、若々しい印象に。
さらにお尻の位置が上がる分、脚も長く見えてスタイルが良く見えます。
ちょっとした違いで見た目は大きく変わるので、ぜひ実践してみてください。
ペンネーム:riri
プロフィール:ヘルシー&ビューティーフードアドバイザーとして「食」を通じた健康・美容アドバイスを行っています。美容は外部から与える美容液やマッサージなどもありますが、食を通じた内部からのアプローチも非常に大切です。健康習慣は「ポジティブに取り組めること」と「継続できること」が大切と考えるため、ゆるく継続できる改善方法を提案しています。
トレーニング前のストレッチ
トレーニングを始める前に、お尻付近の筋肉の可動域を広めるためにストレッチをしましょう。
正しく筋肉が使えることで、効果が感じやすかったり、痛めにくくなったり、メリットはたくさんあるのでストレッチはお忘れなく。
<ストレッチ1>
床に座り、足の裏をくっつける。
そのままパタパタと膝を上下に動かし、股関節や太もも周りをほぐす。
この姿勢がきつい場合は少し足を前に出してみましょう。
<ストレッチ2>
膝を立てて床に座り、右足首を左腿に乗せる。
胸を足に近づけるイメージで、お尻付近を伸ばす。
この姿勢がキツく感じる場合は、お尻を後ろに引き、脚の傾斜を少し緩やかにしましょう。
効果的なヒップトレーニング4選
ストレッチが終わったので、ここからトレーニング開始です。
ヒップリフトトレーニング
お尻にある大きな筋肉「大臀筋」が鍛えられることで、脂肪を燃焼しやすくなり、さらにヒップアップの効果が期待できます。
寝ながらできるので、寝る前の習慣にしましょう。
<やり方>
- 仰向けに寝る
- 膝が90度になるように膝を立て、手は体の横に
- 足、手、背中を使ってお尻を体が一直線になるよう持ち上げる
- ゆっくりとお尻を下げる
- お尻が床につく前に、再度お尻を持ち上げる
20回を目安に。簡単すぎる場合は、片足を伸ばした状態で行ってみてください。
クラムシェルトレーニング
次はお尻に丸みを出すトレーニングです。
こちらも横向きに寝ながら行えるので、テレビを見るときなど、ながらトレーニングにぴったりです。
<やり方>
- 横向きに寝る
- 下側の肩の下に肘をおき、膝を90度に曲げる
- 足首が離れないように意識しながら、上の膝を持ち上げる
- 上半身は動かないようにしながら、膝を戻す
左右20回を目安に。「あれ、結構簡単かも!」と思っていても、後半からキツいと感じてくると思います。
そんなときも姿勢が崩れないようにしましょう。
内腿リフトトレーニング
お尻のトレーニングと一緒に行いたいのが内腿のトレーニング。
内腿が上手く使えていないことで、太腿の前面や横側が張ってしまったり、O脚になってしまったり、下半身全体にさまざまな影響を引き起こします。
このトレーニングは内腿が引き締まり、脚の間に隙間を作ってくれるので、お尻と一緒に鍛えることがおすすめです。
<やり方>
- 横向きに寝て、下側の肩の下に肘がくるようにセットする
- 上脚を曲げて、下脚の前におく
- 下脚を上げられるところまで上げる
- 上半身は動かないようにしながら、脚を戻す
- 脚が床につく前に再度持ち上げる
こちらも左右20回を目安に。
お尻歩きで骨盤矯正
お尻がたるみや、肥大化するのは骨盤の歪みが原因かも。
体の中心にある骨盤だからこそ整っていると、お尻だけではなく腰痛予防や脚のむくみ改善など全身の悩みにも効果が期待できます。
寝る前にお尻歩きを行い、リセットする習慣を身につけましょう。
<やり方>
- 床に脚を伸ばして座る
- 大きく腕を振りながら、お尻を使って前に進む
- 同様に後ろに進む
ポイントは背筋を伸ばしてお尻で歩くことです。骨盤が大きく前後に動くことで歪みを調整してくれます。
トレーニング後のストレッチ
トレーニングが終わったら必ずストレッチを行いましょう。
使ってばかりだと固くなってしまうので、しっかりとほぐすことでしなやかな筋肉を維持することができます。
また、筋肉痛の防止にも。
行うのはトレーニング前のストレッチと同じものでOKですが、しっかりとほぐしたい場合は以下がおすすめです。
<やり方>
- 左脚を前に出し90度に曲げて、右脚を後ろに伸ばす
- お尻や腿に伸びを感じながら、可能であれば上半身を前に倒す
- 反対も同様に行う
キツいと感じる方は90度に曲げている脚を調整し、心地よいストレッチが感じられる場所を探してみてください。
おまけ:ラップの芯でほぐす
最後にラップの芯を使ったおまけのストレッチです。
自分の体重を使いながら、体の奥深い部分をほぐすことで太腿やお尻の張りや歪みを解消してくれます。
<やり方>
- ラップの芯にフェイスタオルを巻きつけ、ゴムで固定する
- その上に座り、痛気持ち良い場所で10回呼吸する
- 呼吸とともに体の奥側がほぐれるのを感じながら、場所を変えて同様に
初めは「イタタタ・・・」と感じる場所でも継続することで、気持ちよく感じてきます。
痛いところは凝っている場所ですが、ゴリゴリやらずに自分の体重をじんわり深く刺激することを心がけましょう。
まとめ
お尻のトレーニングを紹介しましたが、いかがでしたか?
美しいお尻を手に入れると、スキニーパンツやタイトスカートなど体型を気にせず、着たい服を楽しめるようになります。
健康的で若々しい後ろ姿には美しいお尻が必要不可欠です。
10分スマホを見る代わりにトレーニングすることで、もっともっと自分に自信を持って、ハッピーに。
今日からぜひ、やってみましょう。
< 了 >
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※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
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