いちじくの保存方法を徹底解説。見分け方や食べ方、冷凍保存まで。

いちじくは健康や美容に良いフルーツとして有名です。

実は、いちじくの中にある白くプツプツした柔らかい部分は、果実ではなくなんと花。

そのため、外側から見ると花が咲かないように見えるので漢字で「無花果」と名付けられています。

 

今回はそんないちじくの食べ頃の見分け方、保存方法、オススメレシピについて紹介します。

 

こんな記事も読まれています

いちじくの旬の時期や有名な産地、種類について

いちじくには6月下旬から、8月上旬に旬を迎える夏果と、8月〜10月中旬に旬を迎える秋果があります。

温暖な気候を好むいちじくの産地は和歌山県がトップで、次いで愛知県、大阪府と続いています。

 

いちじくは熟すと表皮が赤くなるものが一般的ですが、これは日本で最も流通している「桝井ドーフィン」や「蓬菜柿」という種類でとなります。

種類によっては中には熟しても黄緑色をした青いちじくや、白いちじく、黒いちじくもあります。

 

いちじくの栄養価や効果・効能について

瑞々しくフレッシュないちじくの約85%は水分ですが、その豊富な効能から古くから親しまれており「不老長寿の果物」とも呼ばれています。

代表的な栄養素としては便秘に効果が高いと言われる水溶性食物繊維のペクチンが含まれていたり、

ムクミや高血圧に効果的なカリウム、胃もたれや二日酔いにいいとされるフィシンなど豊富な栄養素が含まれています。

 

また、中でも種子には植物性エストロゲンと呼ばれるホルモンバランスの乱れを整える効果の栄養素は更年期障害への効能も期待されています。

 

こんな記事も読まれています

いちじくの購入時のおいしい食材の見分け方

いちじくはぽってりと丸いフォルムで、付け根の切り口まで色付き、ほのかに甘い香りがするものを選びましょう。

また、表面にハリがあり、傷がついていないものがおいしいいちじくです。

先の方から裂け始めるので、中の紅い花が少し見えているくらいが食べ頃です。

 

いちじくの常温保存のコツと保存期間の目安

いちじくは大変デリケートなフルーツ。

常温での保存期間目安は約2日と短めです。

常温や生のままでは長持ちできません。

そのため、冷蔵か冷凍での保存が望ましいでしょう。

 

いちじくの冷蔵保存のコツと保存期間の目安

1個ずつキッチンペーパーや新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵保存しましょう。

この場合の保存期間の目安は、約5〜7日です。

 

いちじくの冷凍保存のコツと保存期間の目安

いちじくのお尻部分に切り込みを入れてから1個ずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

この場合の保存期間目安は、約1ヶ月です。

 

一手間切り込みを入れておくと食べるときに、流水を当てるだけで簡単に皮が剥きやすくなり便利です。

これならたくさん手に入れたときでも安心して食べられますね。

 

また、回答方法は冷凍庫から取り出して、すぐに皮をむき、半解凍で食べられます。

シャリシャリとした食感もシャーベットのようで暑い夏には特にオススメ。

完全に解凍させてしまうと、水分が抜けてしまい、ブヨブヨとした食感になってしまうので注意しましょう。

少し解けると甘みも出てくるので、半解凍くらいがベストです。

 

いちじくのオススメレシピの紹介

  • いちじくとオレンジのチーズサラダ

生野菜に、いちじく、チーズ、オレンジなどのフルーツをのせたフレッシュサラダがお手軽でオススメです。

いちじくに含まれるフィシンは熱に弱いため、生で食べるのが効率的。

さらに、濃厚で塩味のあるチーズと相性抜群です。

また、オレンジなどのビタミンCのある食材を合わせると、いちじくに含まれる鉄の吸収率をUPすることができるので、栄養面でも優れた一品です。

いちじくの保存方法のまとめ

・いちじくは実が柔らかくデリケートで痛みやすいため、常温ではなく冷蔵か冷凍して保存する。

・保存の際にも傷がつかないように、1個ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、保存袋に入れることが大切。

・いちじくのお尻部分に切り込みを入れてから冷凍すると、食べるときに流水に当てるだけで簡単に皮を剥くことができる。

 

健康や美容にとっても効果的ないちじく。

上手に保存して、美味しく長く楽しんでくださいね。

 

<了>

 

このコーナーもおすすめ

 

※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

 

よかったらTwitterフォローお願いします

おすすめの記事