シニアタイムズ読者の皆さんはダイエットを経験されたことはありますか?
おそらく殆どの方が何らかの理由でダイエットをされたことがあると思います。
特に40代、50代になってくると自分自身にあった本当に効果があるダイエットに出会うまでは大変ですよね。
今回は宅食を上手に活用して何と、12キロのダイエットに成功された方の体験談をお届けします。
それでは以下よりご覧ください。
決心しアラフィフでダイエットでマイナス12キロ達成した時の体験談です。
同じようにダイエットしている人のお役に立てればと思います。
人生最後のダイエットを決意
私は20代からずっと定期的にダイエットはしていましたが、40歳をすぎた頃から何をしても痩せなくなっていました。
それどころか、徐々に体重が増えていく日々。
エステ・糖質制限・ヨガ・ジム・ランニングなど思いつくダイエット法をみて試していましたが、痩せないし痩せてもリバウンドの繰り返しでした。
アラフィフになった頃から「どうせ誰も私の体型なんて気にしていないだろう」とダイエットを諦めていました。
そんなときに、母が病気で入院をしました。母が手術を終え自宅へ戻ってきたときに、ふと自分の健康を考えなおしてみました。
やっぱり、このままじゃいけない。自分の見た目に対する自信を取り戻したいというより、やせて「健康」を維持するために、もう一度ダイエットをしようと決意しました。
年齢的にも、リバウンドを繰り返してはいられないので、人生最後のダイエットにすることを決めました。
以下に私が行ったダイエット方法をお伝えします。同じようにダイエットをされている40代、50代の方々のお役に立てば嬉しいです。
人生最後のダイエット法と体重の変化は?
1.食事を変えて、マイナス9キロ(67キロ⇒58キロ)
まず、昼食にはウェルネスダイニングを取り入れることを試してみました。
・1食で1/2日分の野菜が摂れる
・1食で15種類以上の野菜が摂れる
・塩分2g以下で減塩
・バラエティ豊かな12種類のスープ
このスープは、一人暮らしの母の退院後の宅食を探していたときに、見つけました。
カロリー(1食:200~300kcal)と塩分がおさえられたスープです。
野菜がたくさん摂れるので栄養のバランスが良いです。
野菜も大きめにカットされているので、食べ応えもあり、満足度が非常に高いです。
スープの種類が多くてしかもレンチンOK
ウェルネスダイニングは、スープの種類が多いうえに、アレンジでご飯、チーズ、お肉を入れることで、飽きもせずに継続することができます。
これは、ダイエットとは関係ないですが、冷凍でストックでき、電子レンジでチンするだけで食べられるので簡単でした。
おいしくてお腹いっぱいになり、簡単に食べられるというのが、ダイエットを継続するには重要なポイントですよね。
ウェルネスダイニングはスープ以外にも食事制限向けの宅配弁当なんかも販売していますので
スープ以外にも試してみるといいかもしれません。
2.宅食スープをやめてプチリバウンド(汗)プラス2キロ(58キロ⇒60キロ)
半年以上、ウェルネスダイニング宅食スープを食べて順調に痩せてきましたが、あるとき、「痩せたし、もうこのままキープできるかもしれない」という考えが頭をよぎりました。
そこで、昼食のスープを止めて、以前の食事に戻してしまいました…
しかし、私の考えとは反対に、体重は徐々に増えていき、ついにまた60kgあたりまで戻ってしまいました。
食事についての勉強をしたわけでもないので、前と同じ食事に戻したら、体重も元に戻ってしまうのは、当たり前ですよね。
3.日常の運動量をふやして、マイナス2キロ(60キロ⇒58キロ)
さすがに体重が60kg台になったときには、「なんとかせねば」と焦りを感じ、今度は運動を始めようと考えました。
まず、Fitbit(フィットビット)を購入しました。
Fitbitはスマートウォッチのひとつで、時計と同じように腕に巻いておくだけで、一日の消費カロリーを測定してくれます。測定してみて驚いたことは「私の日中の消費カロリーはまったくない」ということです。
それもそのはずです。仕事がリモートワークになり、ほぼ一日中、家で作業をしている状態でしたので、まったく動いていなかったです。
しかし、当時の私は、定期的にジムで運動をしていたので、運動しているから大丈夫だろうと、心のどこかで安心しきっていたのでしょう。ジムのない日は、ほぼ基礎代謝の1250kcalくらいしか消費しておらず、現実をようやく知りました。
そこで次に着目したのが、NEAT(ニート:非運動性熱産生)です。
NEATとは、ジムなどの運動以外の、家事・ゴミ出し・買い物のための移動で行う歩行や階段昇降などの身体活動で消費されるエネルギーのことです。
このNEATを高めるためには、座って過ごす時間を減らして、立位・歩行活動を増やすことが必要となります。
そこで、私は、早起きして、朝に散歩することを始めました。
朝に運動をすると、日中の活動量もあがると言われています。それに加え、何よりも朝日を浴びて歩くというのは、なんとも気持ちがよく、朝から気持ちよく一日がスタートすることができます。
また、自転車生活を徒歩移動に変えました。どこに行くにも、歩いて移動をして、NEATを高めることに全力を注いだ結果、体重は増えることはなくなり、徐々に減り始めました。
4.食事管理を初めて、マイナス2キロ(58kg⇒56kg)
運動を始めてから、やはりもう一度、食事について見直してみようという思いになり、調べてみました。
そこで、摂取する栄養素のバランスを考えて食事をすることは、ダイエットに必要だということを知りました。
- P:たんぱく質(Protein)
- F:脂質(Fat)
- C:炭水化物(Carbohydrate)
自分の食事でどれくらいの栄養素が摂れているのかを調べるために、食事記録アプリ「あすけん」で、毎日の食事を記録しました。
記録してみておどろいたのは、私の食事では、思っていた以上に、たんぱく質があまり摂取できていませんでした。最近、「たんぱく質が摂れる〇〇」と言った商品をよくみかけますが、その理由がわかったような気がします。
たんぱく質は意識して摂取しないと、なかなかうまく摂取できないようですね。
また、食事記録アプリ「あすけん」では、ダイエットの目標設定を入力すると、一日に必要な摂取カロリーやPFCバランスを教えてくれます。アプリに提案される内容どおりのカロリーとPFCバランスに気をつけた食事を摂っていった結果、体重もさらに減っていきました。
人生最後のダイエットで目標は達成できたのか?
1.体重の目標:56キロ(BMI22)
BMIとは、Body Mass Indexの略で、肥満度を判断する指標のひとつです。体重(kg)を身長(m)の2乗で割って計算されます。
- 18.5未満:やせ型
- 18.5~24.9:普通体重
- 25~29.9:肥満(1度)
BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。
2.体脂肪率の目標:22%
体脂肪率とは、体重のうちどのくらい脂肪があるかを示す指標です。一般的な目安は、女性だと20〜25%とされています。年齢的に、あまり脂肪を減らしすぎるのもよくないので、22%程度がベストだと考えております。
目標は達成できた?
体重は56kg、体脂肪率は22.2%まで減りましたので、目標は達成できました。
目標達成のコツは?
目標が達成できたのは、このふたつのコツを継続できたことです。
- 日常生活での活動による消費カロリーをあげる
- 摂取カロリーとPFCバランスをうまく調整する
これらは「つらいダイエットで、すごくがんばった」というものではなく、日々の生活に少しだけプラスするものなので、とてもかんたんに始められるものです。
人生最後のダイエット成功のその後は?
ダイエットに成功した後の生活では、外食の機会が増えたり、コンビニ食ですましたりすることも増えました。
それでも、体重が増えることなくキープできています。
もちろん、外食でいつもよりたくさん食べた翌日は、一時的に体重は増えています。
そのようなときでも焦らずに、食事はいつもどおりにバランスよく食べて、日常活動を増やすように意識しています。
ダイエット時におすすめのお助けアイテム
・食事記録アプリ:あすけん
・宅配スープ:ウェルネスダイニング「野菜を楽しむスープ食」
・スマートウォッチ:Fitbit(フィットビット)
まとめ:ダイエットに成功して気づいた、とても大切なこと
ダイエットに成功して、とても大切だと感じたことは「健康的に、自分に取り入れることができる範囲のことを継続する」ということです。
体重が減り始めたら、もっと減らしたいと思いますし、逆に、体重が減らないと落ち込んだり周りの人と比べてしまったりします。健康になるためにダイエットをしているのに、無理なダイエットをして体調や心の調子が悪くなったり、リバウンドを繰り返したりしていては、健康的とは言えないです。
自分にできる範囲を少しずつ取り入れて、コツコツと継続し、健康的なダイエットライフを楽しんでいきましょう。
<了>
※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。