皆さんは「人の本質を表す10か条」をご存知ですか?
一時期ネットで大きな話題になりましたので聞いた事がある方も多いかもしれません。
1.性格は「顔」に出る。
2.生活は「体型」に出る。
3.本音は「仕草」に出る。
4.美意識は「爪」に出る。
5.清潔感は「髪」に出る。
6.気配りは「食べ方」に出る。
7.芯の強さは「声」に出る。
8.ストレスは「肌」に出る。
9.落ち着きのなさは「足」に出る。
10. 人間性は「弱者への態度」に出る。
では、実際のところどうなのでしょうか?顔は性格を本当に表すのでしょうか?とても興味深いです。
少なくとも顔の表情や仕草はその方の印象には大きな影響を与えそうですよね。
そこで、エステティックサロンを運営する株式会社R’VIVO(ヴィヴォ)が全国990人の男女を対象に「性格と顔の関連性」について調査したレポートを紹介したいと思います。
調査期間:2023年7月19日~20日
調査手法:インターネット調査
調査対象:20歳以上60歳未満の男女全国
有効回答者数:990人(男性:493人、女性:497人)
「株式会社 R’VIVO 調べ
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性格は顔に現れるって本当?顔のどこで性格を判断するの?
「『性格は顔に現れる』と思うか?」尋ねたところ、「とても思う」(23.1%)、「やや思う」(44.7%)、「わからない」(20.8%)、「あまり思わない」(4.6%)、「まったく思わない」(6.7%)となり、67.8%の人が「性格は顔に現れる」と思っていることがわかりました。
相手に対して『性格が悪そうな顔だな』と思ったことはあるか?
続いて、「相手(他人)に対して『性格が悪そうな顔だな』と思ったことはあるか?」尋ねました。「よくある」(16.5%)、「時々ある」(34.8%)、「たまにある」(28.3%)、「あまりない」(13.3%)、「まったくない」(7.1%)となり、日常的に相手に対して「性格が悪そうな顔」と思ったことがある人が51.3%いることもわかりました。
どのような顔が「性格が悪そうな顔なのか?」
では、どのような顔が「性格が悪そうな顔なのか?」尋ねました。「目が冷たい」(46.9% )と「笑っていても目が笑っていない」(45.1%)が2トップとなり、「眉間にシワが寄る」(25.5%)、「口角が下がっている」(22.0%)、「片方の口角だけ上がっている(下がっている)」(20.1%)続きました。
どのような顔が「性格が良さそうな顔なのか?」
今度は反対に、どのような顔が「性格が良さそうな顔なのか?」尋ねたところ、54.5%が「笑った時、目も笑っている」と回答し最多。以下、「目がキラキラしている」(34.8%)、「口角が上がっている」(26.1%)、「笑うと目尻にシワができる」(25.1%)、「口元に笑いジワがある」(11.4%)となりました。
これらの調査結果から、人は「目」の表情で性格の良し悪しを判断することがわかりました。
まさに「目は口程に物を言う」結果になったと言えるでしょう。
性格が悪く見える人の顔の特徴と改善法は?
「フェイシャルレメディ®」の開発者・岩崎るみが教える 「性格が悪い人の顔の特徴と改善法」
20歳くらいまでの顔は両親の遺伝などから引き継ぎますが、それ以降の顔は、その人の生き様や思考、考え方などによって作られていくと言われています。
「フェイシャルレメディ」という手技では、「皮筋」といわれてる顔の皮膚に密着した筋肉は、自分の思考や感情で動くと捉えています。
そのため、顔には、その人の健康状態や心理状態、信じ込み、生きづらいトラウマ、常識などが全部入っています。
だからこそ、顔の表情ひとつで「性格が悪い」と思われてしまったら損です
そこで、「この人、性格が悪いな」と思われてしまうような顔の特徴を3つと感情を整えるセルフマッサージ紹介します。
1つ目は「目」
よく笑う人は、口角が上がっています。
笑うことで口角が上がるエクササイズをしているのです。
逆に言うと、笑顔になるような思考を持っているから口角が上がるのです。
大事なのは、心から笑うこと。
心から笑っている時は目も一緒に笑うため、目尻が下がったり、目の周りにシワができやすくなったりしまが、幸せのシワと捉えられて良い印象に見えます。
一方、同じ笑顔でも口角だけを上げている作り笑いの人は、目が笑っていないため、目の周りに冷たさを感じたり、幸せを感じられたりしないような印象を持たれてしまいます。
また、眼球で笑っていない人も同じです。
笑っていても眼球を見たらビー玉のような冷たさを感じたり、魂が抜けていたりするように感じられます。
目には気が宿っているため、目に人の魂がない、感情のエネルギーが入っていないという人も少なくありません。
“目力”という言葉もあるように、眼球で笑うようにしましょう。
いくら性格が良くても眼球に魂がなかったら、とても冷たい人に見えるので損です。
気やエネルギーを高めておくと目が輝き出すので、そういうところを意識した方が良いかもしれません。
性格が悪くなくても目が輝いていなかったら、壁を作られたり、付き合いにくい人と思われたりもするので、もったいないです。目からキラキラしていきましょう!
2つ目は「口角」
幸せな人は口角が上がっています。
口角が下がっていると、幸せそうに見えますか?怒っていたり、嫌な気持ちになっていたりするように見えますよね。
不満を抱えていたり、ポジティブな気持ちではなかったりする時は、「口角下制筋」という上唇と口角を下に引く役割を持つ筋肉により口角が下がってしまいます。
口角が下がっていると幸せ感がない顔になってしまうため、印象も良くありません。
「口角を上げたいな」という時は、割箸を横にして口角に当たる位置でしっかりとくわえましょう。
口角が上がります。とても辛いことがあっても、口角を上げていたら気持ちが少しハッピーになります。
これは「顔面フィードバック」と言って、顔の筋肉を動かしたらその感情になるという考え方です。
嫌なことがあっても割箸をくわえて、少し幸せな感情に麻痺させることが大事です。
また、口角の片方だけが上がっていたり、片方だけが下がっていたりしているのは、裏の感情の現われです。
言っていることと考えていることが違う、またはそのようなことを考えている時に、片方の口角にだけ出ることもあります。
口で言っていることと腹の中にあることが違っている人は、そのような表情筋が動きやすくなるため、「信用しない方が良い人」かもしれないという見極め方法になるかもしれません。
3つ目は「眉間のシワ」
これはネガティブな感情を抱いた時に収縮する「皺眉筋」という筋肉によりできます。視力が悪い人が目を細める、辛い・嫌・キツイ・痛い・しんどいなどといった時にも顔をしかめるため一概には言えませんが、やはりプラスの感情ではないため、それがずっと続いてしまうと印象は良くありません。
良からぬ感情が多いと眉間にシワが寄り、そのシワが刻まれていくと、いつもそのような感情があるのかな?と思われてしまいます。
また、怒りや不満を感じるとそのような顔になってしまうため、注意が必要です。
ネガティブな感情をなるべく持たないようにしていくと、顔の筋肉の動き方もきっと変わると思います。眉間にシワを寄せて嫌な顔をして口角を下げて怒った顔をしてみてください。
嫌な気持ちにしかならないです。
幸せ感やポジティブな感情で動くところではないので、シワが深くなってきていたら、なるべく意識して眉間にシワが寄らないように気をつけていきましょう。
感情を緩めるマッサージ
怒り・悲しみ・恐怖・不安など様々なネガティブ感情がありますが、そういったものを感じないようにすることは難しいと思います。
しかし、顔筋は常に持っている感情によって動いているため、その感情に特化した筋肉を緩めてあげれば、その感情は緩んでいきます。
怒りやイラっとする、ムカッとするなどの感情が出やすい人は、こめかみの上あたりに位置している「側頭筋」という筋肉に凝りがあると思うので、指の腹でちょっとほぐしてみてください。怒りの感情がかなり緩んでいきます。
硬い人はイライラしているかもしれません。押すと痛い人は怒りをたくさん感じています。
また、怒りに蓋しその時の感情を閉じ込めてしまっている場合も、潜在意識下で怒りを出したいというサインが、こめかみ辺りにしこりとなって現れるので、軽く刺激を与えるようなマッサージをしてみてください。ほぐすことで思考の解放がしやすくなります
まとめ:7割が顔から性格を判断している
いかがでしたでしょうか?
・7割が「性格は顔に現れる」
・日常的に相手に対して「性格が悪そうな顔」と思ったことがあるは半数以上
・性格の良し悪しは「目」で判断!
といった結果でしたね。性格がいいのに顔つきだけで「悪そう」と判断されたらとっても損ですよね。
「フェイシャルレメディ®」とは
フェイシャルレメディ®とは、予防医学を目的とした新しいフェイシャルエステのトリートメント手技のこと。機械や薬品などを一切用いずにハンド一本で行う顔への施術方法です。
開発者の岩崎は、その人の心身体すべてがお顔に集結していると考えます。体内環境、骨格筋肉、性格、思考、感情、クセ、生活習慣、そして様々な体の不調和の原因を根本から改善する。 体のすべてを本来のあるべき正しい状態に戻し、自己治癒力を高め自分で健康美をキープできるようにします。
岩崎るみプロフィール
1974年、兵庫県生まれ。延べ4万人のフェイシャルエステで顔に触れてきた実績を持つエステティシャン。
株式会社R’VIVO 代表取締役。高校卒業後、重度のアトピー性皮膚炎で毎日のように内服・塗布していた薬のリバウンドに苦しみ、2年間寝たきりを経験する。
そのことから、治療のために学び続けた健康美容の知識と経験を生かすべく美容関連の仕事につきたいと考え、大手エステティック会社に転職しエステティシャンに。
その後、独立。予防医学、脳科学、心理学、東洋医学の知識を用いて、フェイシャルエステティックのタッチ理論に基づいて技術アレンジをした「フェイシャルレメディ®」「クレンジングマスター®」を開発し、予約のとれないエステティシャンとして、メディアに多数掲載。著書に『健康美人のつくり方』(フレグランスジャーナル社)がある。
<了>
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