「ひとり暮らしの高齢者」に最適な量の冷凍惣菜の移動販売を開始
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体所属のグリーンコープ生活協同組合ふくおか より高齢者サービスについての情報が届きましたのできらきらシニアタイムスでも提供いたします。
それでは以下よりご覧ください。

グリーンコープ生活協同組合ふくおかは、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、食料品の購入に大いに不便を感じている高齢者のために、移動販売で「高齢者ひとり」に適した量の冷凍惣菜を10月9日(月)から福岡県内(朝倉市、大川市、三潴郡大木町、八女市、太宰府市、朝倉市、久留米市、福岡市、糸島市、福津市、宗像市、直方市、小竹町、宮若市、飯塚市、遠賀町、水巻町、行橋市、豊前市、みやこ町、上毛町、吉富町)で販売開始します。

また冷凍惣菜の取り扱い開始に併せ、地域住民の方々に気軽に味わっていただけるよう、10月10日(火)に宮尾台公民館で試食会を実施します。試食会後には移動販売車での販売も行います。

背景

農林水産省が今年4月に公表した「『食料品アクセス問題』に関する全国市町村アンケート調査結果」によりますと、1013市町村のうち87.2%の883市町村が「対策が必要」、または「ある程度必要」と回答しています。我が国の高齢化率は上昇の一途をたどっており、「買い物困難者」問題への対応は、今後ますます地域の重要な課題となるのは確実です。

深刻化する「買い物困難者」問題に対し、行政単独での対応は人員、予算などの制約から、どうしても限界が生じます。そこでグリーンコープふくおかは、地域の行政などと力を合わせ、この問題の解決に取り組んできました。また、移動販売の目的として買い物の手助けは勿論ですが、地域でのコミュニケーションのお役立ちとそのコミュニケーションを通しての見守りの機能も兼ねております。

これまでもグリーンコープふくおかでは移動販売に取り組んできたのですが、ひとつの問題がありました。それは「食品ロスの発生を防ぐために大量の惣菜を持っていけない」という問題でした。そのため、巡回の最後にあたる地域では「残っている惣菜が少ない」という状態にならざるを得なかったのです。

今回の惣菜の冷凍食品化によって、食品ロスの発生を心配することなく、多くの惣菜を届けることが可能となりました。どの地域でもお好きな惣菜を選びやすくなるのです。

 

電気自動車による移動販売

今回の移動販売では姪浜店と久留米南町店発のルートで、電気自動車を導入しました。最新の電気自動車を導入したことで、冷蔵スペースが大幅に広がりました。これにより、冷凍惣菜の輸送だけではなく、温度管理が必要な葉物野菜もこれまで以上に届けることができます。また電気自動車なので二酸化炭素などの温暖化ガスを排出しない、環境にもやさしい販売手段となっています。

 

高齢者ひとりに最適の冷凍惣菜

一般的な冷凍惣菜のおよそ半分の量となっており、ひとり暮らしの高齢者に最適の量となっています。また高齢者の健康にも配慮して、塩分は控えめとしています。

一般的な移動販売ではどうしても輸送コストを上乗せせざるを得ないので、店舗販売よりも高い価格となっています。ですがグリーンコープの移動販売では行政の支援も得たことで、高齢者に経済的な負担をかけないよう、店頭と同じ価格での販売が可能となりました。

 

メニュー例

・和風ハンバーグ 規格:150g 価格:617円(税込)
・茄子の煮浸し  規格:100g 価格:246円(税込)
・酢豚(10月後半登場予定)

 

試食会概要

10月10日(火) 13:30~14:00
場所: 宮尾台公民館(福岡県遠賀郡水巻町宮尾台7-9)

 

  • 情報提供

一般社団法人グリーンコープ共同体
https://www.greencoop.or.jp/

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