日本人のほとんどがスマホを持っている状況下で、私たちの生活に密接に繋がっているサービスがあります。
それは「Google(グーグル)」です。
「Googleって検索する時に使うあれでしょ!ググるってやつ」とだけ思っている人、すごくもったいないです。
みなさんが知らないだけで既に使っているサービスや、あの有名なツールも実はGoogleが提供しているサービスだったりします。
そこで今回は、
- Googleのことをあまり知らない
- Googleをもって活用したい
という50代・60代に向けて、Googleの使い方や魅力をわかりやすくご紹介します。
Googleってどんな会社?
生活の一部と言っても過言ではないGoogle。でもGoogle検索以外に何をやっている会社かイマイチわからないですよね。
まずはGoogleがどんな会社か、どんな歴史があるのか見て行きましょう。
Googleの理念はユーザーファースト
「Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにする」というユーザーファーストの理念があります。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
引用元:Googleが掲げる10の真実
1番最初の項目に「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」がきています。
これはGoogleを使用するユーザーの利便性を、最優先に考えているあらわれではないでしょうか。
ユーザーの利便性を最優先に考える理由
ユーザーの利便性を高めると最終的にはGoogleにも恩恵があります。
Googleのビジネスは、広告収入で成り立っているため、Googleを利用するユーザーが増えれば、その分だけ広告収入も増える仕組みになっています。
要するにウィンウィンの関係なのです。
Googleの歴はまだまだ浅い
Googleが誕生してから、まだ四半世紀しか経っていません。
1998年 Google設立
2001年 日本法人のGoogle株式会社を設立
2004年 NASDAQで株式公開し上場
Gmail・Googleマップ等、各サービス開始
2005年 Androidを買収
2006年 YouTubeを買収
2012年 Googleドライブのサービス開始
2015年 Alphabetを設立(Googleの親会社)
2018年 Alphabet年間売上高1,000億ドル突破
いろいろな企業を買収することで短期間で世界屈指の大企業へと成長を遂げました。
日本に上陸したのが2001年、わずか20年の間ですっかりGoogleはなくてはならない存在になっています。
Google検索エンジンの仕組み
Googleの代名詞は、「Google検索」です。
検索窓に知りたい単語や悩みを入力し検索するだけで、なぜ解決策が表示されるのでしょうか。
検索の仕組みは、「ウェブクローラー」と呼ばれるウェブサイトを調査するロボットのようなものが、定期的にウェブ間を巡回。
そして各サイトを審査し、評価を行います。
その評価は検索結果で表示される順番に影響されます。
(最初に出てくるページほど評価の高いサイトになります)
Google検索エンジンのシェアは90%超え
世界市場における検索エンジンのシェアは、Googleが約75%以上を占めています。
出典:総務省 日本における検索エンジンのシュア(利用端末別)
Yahoo!もGoogleの検索エンジンを採用しているため、実質PC・スマホともに約90%以上のシェアを独占しています。
スマホは顕著で、3位のBing(マイクロソフト)は0.3%とほぼ使われていません。
ではなぜGoogleの検索エンジンが選ばれるのでしょうか?
Google検索の流れ
Googleの検索エンジンが選ばれる理由のひとつが「検索するのがカンタンだから」
実際の検索画面を見てみましょう。
Yahoo!やBingは検索窓以外に広告やニュースなどユーザーに必要のない情報が表示されます。
Googleは調べたい単語や文章を入力する検索窓しかありません。
これはユーザーファーストを考え抜いた結果、無駄な情報をそぎ落とし、必要なものだけを残したためです。
Google検索結果画面の解説
検索結果が表示される画面は、いくつかの項目に分かれて表示されています。
リスティング広告
リスティング広告は検索結果画面に表示されるテキスト形式の広告です。
ページの最上部や最下層に複数出ることが多いです。
オーガニック検索結果
オーガニック検索結果とは、広告の影響がない自然な検索結果。
これはwebクローラーが高く評価したサイトほど上部に表示されます。
ここでいう評価とは、サイトに訪れる人の数、情報量の豊富さ、見た人の役に立つ情報内容等、複数のポイントがあると言われています。
広告はわかりやすくスポンサーと記載されています。
虫眼鏡検索
虫眼鏡検索とは、検索キーワードと関連性の高い検索ワードのこと。
よく質問に使われるワードが出てくるので、解決に近づく可能性の高い機能となります。
ローカルパック
ローカルパックとは、検索の最上位に表示される施設や団体の情報こと。
検索するワードによっては、関連する公式サイト、店舗などの施設情報、利用者の口コミ、取り扱う商品の価格などの情報が優先的に表示されることがあります。
サジェストキーワード
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力した際に自動的に表示される組み合わせのワード候補。
ここで自分が知りたい答えに繋がる検索ワードの組み合わせが表示されることが多いです。
知っておきたいGoogleサービス10選
Googleが提供しているサービスは、100個以上あります。その中でもぜひ知っておいてほしいサービスを10個ご紹介します。すべて基本無料で使用できます。
Google検索
Google検索とは、Webページ内のテキストデータを探し出す、世界で最も使われている検索ツールです。
- すばやく簡単に、求めている情報にたどりつける
- うろ覚えな曖昧な情報でも答えに辿り着ける
- テキストだけでなく画像でも検索できる
Google chrome
Google chromeとは、Googleが提供する無料のWebブラウザのこと。
※Webブラウザとは、Webサイトを見るためのツールです。
- 世界でシュア圧倒的№1
- 使いやすいように独自のカスタマイズできる
- 自動でアップデートされる
- パスワード管理やウィルス向けのセキュリティ機能の安全性が高い
Gmail
Gmailとは、Googleが提供する無料メールサービスのこと。
携帯会社(docomo・auなど)と契約しなくても、誰でに無料で使用できるメールサービス。
- 携帯を機種変更してもメアドは引き継げる
- データはクラウド上で保存される
- 携帯やパソコンでも共通で使える
- 約400万、企業の使用実績あり
Google play
主にAndroid向けのデジタルコンテンツの配信サービスのこと。
- 好きなアプリをダウンロードできる
- 生活に役立つアプリやビジネスアプリがある
- 多数のゲーム、電子書籍などのエンタメサービスを楽しめる
Google pixel
Google pixelとは、Googleが提供するAndroidスマホのこと。
- Google純正のAndroidスマホ
- 値段も高すぎずコスパが良い
- 誰でもかんたんに撮れるカメラ性能の高さ
- 話した内容を文字起こしするレコーダー機能が優秀
Google Drive
Google Driveとは、文書や画像、動画などのデータをオンライン上で保存できる倉庫のようなものです。
- スマホやPCからアクセスや管理ができる
- 共有機能で誰とでもデータのやりとりができる
- ワードやエクセルとの互換性もある
- ウィルスやハッキング等のセキュリティ機能が充実
Google ウォレット
Google ウォレットとは、Android向けの非接触型決済サービスのこと。コンビニなどで買い物する際に、実施あのお金を使わずスマホを端末にかざすだけで支払いができる。
- 会計がスピーディに行える
- 複数のカードをまとめて管理できる
- 改札もスマホがあれば通過できる
- お財布(現金)を持ち歩かなくても買い物ができる
Googleアシスタント
Google アシスタントとは、Googleが開発した人工知能を搭載したバーチャルアシスタントのこと。
「OK Google(オーケーグーグル)」でお馴染み。
声でスマホに問い合わせるとサービスやアプリを実行してくれるサービス。
- 音声で操作できる
- メディアや音楽を再生などできる
- 電話をかけたり、メッセージを送れたりできる
- スマート家電を操作できる
Google Fit
Google Fitとは、スマホで歩数や心拍数などを計測、日常の消費エネルギーを自動的に記録できる健康アプリのこと。
- 1日の運動量を可視化
- ウォーキングなどのアクティビティを記録できる
- 体重計(体組成計)と連動できる
- 睡眠データの記録もできる
YouTube
YouTubeとは、Googleが運営する世界最大の動画共有サービスのこと。
- いろいろジャンルの動画を無料で見られる
- 幅広い年代のユーザーが使用、50代以上の利用率もかなり多い。
- スマホやパソコン、テレビでも見られる
- 自分で制作した動画を簡単に動画投稿できる
もっと他のサービスを知りたい方は、こちら。
まとめ
今回の記事では、Googleの歴史や使い方を中心にご紹介しました。アカウントの登録はカンタンに出来るし、基本使用料も無料です。
ぜひ今回の記事を参考にして、使い始めてみてはいかがでしょうか。
< 了 >
※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
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