秋になると一斉にスーパーの鮮魚コーナーに並ぶ秋刀魚。
残暑厳しい時期でも、秋が来たことを知らせてくれます。
秋刀魚はとりわけ傷みが早いといわれる青魚の仲間に分類され、鮮度が落ちやすいのでなるべく新鮮なものを食べたいですよね。
この記事では、秋刀魚の保存方法と旬の時期やおいしさの見分け方まで徹底解説していきます。
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秋刀魚の旬の時期や有名な産地、種類について
秋刀魚の旬は「9〜10月」でまさに秋の味覚といえます。
秋刀魚の日本での漁獲量は北海道が一番多く、続いて岩手、宮城などです。
また、秋刀魚は以下のように5つに分類されます。
サンマ:北太平洋に生息する、普段食べられている秋刀魚
ハシナガサンマ:南太平洋・南大西洋・インド洋などに生息
ニシサンマ:北大西洋に生息
太平洋ミニサンマ:東部太平洋の赤道海域に生息
大西洋ミニサンマ:東部大西洋の赤道海域に生息
秋刀魚の栄養価や効果・効能についての説明
秋刀魚は、筋肉や骨・内臓など体の細胞を作るタンパク質や、神経や血液の細胞を丈夫に保つビタミンB12などが含まれる栄養価の高い魚です。
また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)はコレステロールや中性脂肪を減らす働きをし、血栓や動脈硬化の予防に効果があります。
秋刀魚の購入時のおいしい食材の見分け方
スーパーに並ぶ秋刀魚。
一見新鮮そうに見えますが、中には少し時間が経ってしまっているものもあります。
ここでは目でわかる購入時の4つの見分け方をご紹介します。
購入時のチェックポイント
・全体的に光沢があるもの
・反りが少ないものは鮮度がよい
・下あごが黄色いものは脂がのっている
・目の色が濁っていないもの
パッと見極められるように、この4つのポイントはぜひ覚えておいてくださいね。
秋刀魚の冷蔵保存のコツと保存期間の目安
秋刀魚は冷蔵ケースや氷づけになって売り場に並んでいますので、購入したらなるべく早く冷蔵庫に入れてください。
- 秋刀魚の冷蔵保存のコツ
・生の秋刀魚を水で洗い、キッチンペーパーで水気をふき取る。
・1匹ずつラップに包み、保存袋に入れ冷蔵庫に入れる。
・保存期間は2〜3日が目安。
ラップで包むときは、乾燥を防ぐためになるべく空気を抜きながら包みましょう。
秋刀魚の冷凍保存のコツと解凍方法、保存期間の目安
秋刀魚の特売などでたくさん購入した時は冷凍保存がオススメです。
- 秋刀魚の冷凍保存のコツ
・生の秋刀魚を水で洗い、キッチンペーパーで水気をふき取る。
・1匹ずつラップに包み、保存袋に入れ冷凍庫に入れる。
・解凍方法は冷蔵庫に移して自然解凍。
・保存期間の目安は3週間〜1ヶ月。
内臓を取り除いてから冷凍する方法もありますが、取り除いた部分が黄色く変色してしまう可能性があるので、特に取り除かなくても問題ありません。
秋刀魚の下ごしらえのポイント
表面がきれいで一見ウロコがなさそうな秋刀魚ですが、実はウロコはあります。
ウロコやヌメリは臭みの原因になるので、水洗いをする時に包丁でやさしくこすり落としてあげましょう。
秋刀魚の内臓が苦手な人は、まず頭から腹ビレにかけて切り込みを入れ、肛門の少し手前にも切り込みを入れてから頭を持って引っ張ると、簡単に内臓を取り出すことができます。
秋刀魚のオススメレシピの紹介
秋刀魚といえば塩焼きにして食べることが多いかと思いますが、今回のオススメは「アヒージョ」です。
ブロッコリーとミニトマトを加えていろどりもバッチリなレシピをご紹介します。
- 「秋刀魚のいろどりアヒージョ」
・秋刀魚 1匹
・エリンギ 1本
・ブロッコリー 1/3株
・ミニトマト 6個
・オリーブオイル 具材がひたる量
・ニンニク お好みで
作り方
①秋刀魚は頭、内臓、しっぽを取り除き水洗いする。
筒状に切り分け塩を振り、余分な水気をふき取る。
②フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、秋刀魚を入れて弱火にかける。
③エリンギ、ブロッコリー、ミニトマトを加え加熱する。
④材料が中まで加熱されたら完成!
残ったオイルはパンに付けたり、パスタを入れたりしてもおいしいですよ。
秋刀魚の保存方法のまとめ
ここまで、秋刀魚の保存方法、旬の時期やおいしさの見分け方などについてご紹介してきました。
・秋刀魚の旬は9月〜10月で、北海道で多く水揚げされる。
・秋刀魚にはDHAやEPAなど動脈硬化の予防などが期待される成分が含まれている。
・おいしい秋刀魚の見分け方は4つ。全体的に光沢があり、下あごが黄色く、目が濁っていないものを選ぶ。
・秋刀魚は冷蔵で2〜3日、冷凍で3週間〜1ヶ月保存できる。
・秋刀魚の下ごしらえのポイントはウロコやヌメリをとって臭みをなくすこと。
秋に旬の秋刀魚。
スーパーで購入するときのために、見分け方のポイントや保存方法などをしっかり頭に入れて、新鮮でおいしい秋刀魚を味わってくださいね。
<了>
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※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
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