【60歳以上】航空会社!国内線シニア割の紹介とおすすめ旅行プラン【2024年版】
国内線 シニア割

「シニア割」とはシニア世代がお得に使えるサービスのこと。
航空会社の国内線においてもシニア向けのサービスが展開されています。

今回は航空会社の国内線全8社のシニア割について解説します。
シニア割を活用してお得に旅を楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

今回の寄稿者さま

ペンネーム:中川
プロフィール:滋賀県在住。読書と小説を書くのが趣味。好きな観光地は厳島神社。
死ぬまでに行ってみたいのはウユニ塩湖。もしくはどこかの国で白夜を体験してみたい。
老後はキャンピングカーで夫とのんびり旅をするのが夢。

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航空会社のシニア割とは

航空会社のシニア割とは、高齢者を対象に飛行機の運賃が安くなるサービスのこと。
大手航空会社のJALやANA、スカイマークはもちろん、エア・ドゥやソラシドエアをはじめとする格安航空会社でも適用されています。
シニア割は主に60~65歳以上の人が対象です。
割引率は航空会社によって異なりますがなんと50%の割引率を超える会社もあるため、活用する価値は十分にあると言えるでしょう。

シニア割を扱っている航空会社

ここでは各航空会社の国内線のシニア割について解説します。
シニア割を扱っている航空会社は以下の通りです。

※価格は2023年6月の平日運賃と比較しています。

なお、最新の価格は変動することがあるため、ご利用の際には各航空会社のホームページをチェックしてください。

 

日本航空JAL「当日シニア割引」

東京(羽田)~札幌(新千歳)の通常運賃が約32,000円に対して、シニア割は約17,000円となっており、通常よりも15,000円お得
また、東京(羽田)~大阪(伊丹)の通常運賃が約15,000円に対して、シニア割は10,000円と5,000円もお得です。
新千歳の場合の割引率は約50%以上もあります。

「当日シニア割引」は満65歳以上であれば利用可能です。
ただし、搭乗便の出発予定時刻の4時間前からでしか予約ができません。
また、JALカード会員であること、本人の情報登録済みのJALマイレージバンク会員であることも条件となっています。

(参考)JAL┃当日シニア割引

 

全日空ANA「スマートシニア空割」

東京(羽田)~沖縄(那覇)の通常運賃は約53,000円ですが、ANAのシニア割なら18,000円となっており、なんと35,000円もお得。
割引は驚異の60%以上に及びます。
本人の年齢が満65歳以上であること、ANAマイレージクラブカードもしくはANAカード会員であれば利用できます。
予約は搭乗日当日の0時からで、搭乗する飛行機に空きがあればシニア割が適用される仕組みです。

(参考)ANAスマートシニア割

kスカイマーク「シニアメイト1」

東京(羽田)~福岡(福岡)までの通常運賃は約25,000円ですが、シニア割を使えば約17,000円です。
割引率は約40%と、前述の大手2社に比べると低めですが利用する価値は十分にあるでしょう。

スカイマークの「シニアメイト1」は満60歳以上であれば利用できます。
搭乗日前日から当日まで予約できるのも大きなポイント。ただし座席数には限りがあるので早めの予約をおすすめします。

(参考)SKYMARKシニアメイト

エア・ドゥ「DOシニア65」

東京(羽田)~北海道(新千歳)までの通常運賃は約30,000円ですが、シニア割を使えば約14,000円になります。
割引率は50%以上と大変お得です。

満65歳以上であること、My AIRDO会員であることが利用の条件となります。
予約は搭乗日当日からですが、曜日に関係なく使えるため、帰省や旅行に便利です。

参考URL

 

ソラシドエア「65歳からのシニア割」

東京(羽田)~沖縄までの通常運賃は約45,000円ですが、シニア割が適用されれば約17,000円に。
割引率は約40%近くとなります。

「65歳からのシニア割」の条件は満65歳以上であること。
予約受付期間はソラシドエアが指定する日から当日までです。
座席数にも制限があるため、早めの予約をおすすめします。

参考URL

スターフライヤー「スターシニア」

東京(羽田)~大阪(関西空港)までの通常運賃は約25,000円ですが、シニア割を使えば約10,000円になります。
割引率は約40%近くとお得です。

「スターシニア」は満65歳以上であれば適用されます。
会員になることなどの条件はありませんが、健康保険証や運転免許証などの年齢を確認できる証明書の提示が必要です。

参考URL

 

フジドリームエアライン「みんなでシニア割」

フジドリームエアラインは、名古屋や静岡などの中部地方に拠点を置く地方航空会社。
2009年に運行を開始しました。

名古屋(小牧)~高知までの通常運賃は約15,000円ですが、シニア割適用で約12,000円です。
割引率は20%となります。

 

「みんなでシニア割」は満60歳以上の搭乗者本人を含む合計6名まで利用可能です。
予約は搭乗日2か月前からできるのも大きなポイント。
出発予定時刻20分前まで予約できるため、家族旅行はもちろん、突発的に思いついた夫婦旅や帰省にも便利です。

参考URL

 

天草エアライン「3日前からのシニア割」

熊本~大阪(伊丹)までの通常運賃は約19,000円ですが、シニア割なら約13,000円と、約30%の割引率です。

「3日前からのシニア割」は名前の通り、搭乗日3日前から予約が可能です。
年齢の条件は満65歳以上。座席販売数に制限はありますが、予約については電話や当日カウンターでできるため、ネットに慣れていないシニアも使いやすいです。

参考URL

 

シニア割を扱っていない航空会社

多くの航空会社でシニア割を扱っていますが、中にはシニア割自体を扱っていない航空会社もあります。

以下の3社を利用する際は注意が必要です。

ジェットスター

運賃はエコノミークラスもしくはビジネスクラスの2種類のみです。
ただし、座席数によって運賃額が変わる空席連動型のシステムを導入しているため、早く予約するほどお得になります。

 

ピーチ・アビエーション

運賃タイプは3種類に限られており目的に合った料金で申し込むことが可能です。ただ過去には60歳以上を対象にした「アクティブ60」という割引運賃を適用していたことがあります。
実施期間中の割引率は10%です。現時点では次回の開催について明らかにされていません。

ただし搭乗期間が火曜~木曜に限定されていたので、今後も平日に絞って実施される可能性が高いでしょう。

 参考URL

 

スプリング・ジャパン

シニア割はありませんが、2021年にJALグループの一員になったことから、JALのマイルをお得に貯めることができます。

元は中国の大手格安航空会社との共同出資に始まった背景があり、国内のみならず中国へも格安で利用可能です。

 

航空会社のシニア割を使う際のポイント

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ここでは航空会社のシニア割を使う上でのポイントを解説します。
共通する部分は多いですが、細かい点は会社によって異なります。

予約の際は利用する航空会社のホームページなどを確認しましょう。

年齢を確認できる身分証明書が必要

シニア割引を使うためには身分証明書が必要です。
年齢を確認できる証明書を必ず用意しましょう。

運転免許証やパスポート、健康保険証、住民票、マイナンバーカード、年金手帳などが挙げられます。

会員にならないと予約できない航空会社がある

年齢の条件をクリアできていても、航空会社の会員にならないとシニア割を利用できない場合があります。
大手航空会社のJALやANAは会員になることが必須です。

会員が必須かどうか、また会員になるための条件などは各航空会社のホームページを確認しておきましょう。

当日でしか予約できない場合が多い

シニア割については搭乗日当日でないと予約できないことがほとんどです。
スカイマーク「シニアメイト1」に限っては前日から予約が可能ですが、他の航空会社は搭乗日当日からの予約としています。

これは当日の空席分を捌くのが目的だからです。
そのためシニア割の座席を何席確保しているかは空き数によって異なります。
また、搭乗日当日であっても予約できる時間は航空会社によって異なるので注意しましょう。

航空会社のシニア割を利用したおすすめ旅行プラン

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各航空会社のシニア割を利用すると最大で50%以上の割引が適用されることもあります。
この場合、往復で飛行機を使えば片道分は実質無料です。浮いた分で旅行を思いきり楽しみましょう。

ここでは航空会社のシニア割を利用したおすすめ旅行プランを紹介します。

 

一人旅を満喫するなら大阪

最近はのんびり一人旅を満喫するシニアも増えてきています。
そんなシニアにおすすめの行き先は大阪!

例えばJALのシニア割を使えば通常運賃と比べて5,000円程お得になります。
往復なら10,000円とかなりお得です。

大阪は電車やバスなどの交通網が発達しているので、行きたいところに気軽に行けるのが魅力。

10,000円もあれば大阪でグルメ旅も満喫できますよ。少し足を伸ばせば京都観光も楽しめます。

 

夫婦でゆっくり過ごすなら福岡

夫の定年退職後に「夫婦二人で旅行でも」と考える人は少なくありません。
そんなおしどり夫婦におすすめなのが福岡です。

スカイマークの「シニアメイト1」なら東京から福岡までの運賃が40%割引とかなりお得になります。
スカイマークの場合は60歳から使えるため、定年が60歳でも利用可能です。

定番観光名所の博多はグルメを満喫できますし、「門司港レトロ」は明治・大正時代の雰囲気を味わえます。
自然の中でゆっくり過ごすなら「海の中道海浜公園」「到津の森公園」もおすすめです。

友人とグルメ巡りをするなら北海道

学生以来の親友、結婚後に親しくなったご近所さん、女の友情は歳を重ねるごとに強く結ばれるもの。
そんな大事な友人とは美味しいグルメを堪能できる北海道旅行がおすすめ。
北海道は言わずと知れたグルメの観光名所です。

エア・ドゥのシニア割なら東京から新千歳まで約14,000円。通常運賃と比べて50%以上もお得になります。
エア・ドゥの場合は曜日制限もないので、友人との予定も合わせやすいですよ。

北海道には海鮮系やラーメン、ジンギスカンの他、スイーツなどの有名グルメが盛りだくさん。
「花より団子」タイプの人も大満足間違いなしの観光地です。

子供や孫とレジャーを楽しむなら沖縄

何歳になっても大人
数での旅行は賑やかで楽しいものです。
特にシニアになると孫も交えて思い出をたくさん作りたいと思っている方も多いはず。
家族みんなで賑やかな旅行を楽しみたい方は沖縄旅行がおすすめです。

ソラシドエアなら東京から沖縄まで17,000円と、通常運賃と比べて割引率は約40%。
遠いと思っていた沖縄もシニア割を使えば気軽に行けるようになります。

沖縄旅行と言えばマリンアクティビティ。海でのレジャーは世代問わず楽しめます。
透き通るような海の色は一生忘れられない思い出になるでしょう。沖縄料理や舞踊、沖縄建築などの独特な文化に携わるのもおすすめです。

航空会社のシニア割を賢く活用しよう

今回は航空会社のシニア割について解説しました。

最大で50%以上もお得に利用できるため、該当する人は積極的に利用してみましょう。

シニア割を使う際は、各航空会社によって条件や予約できる日時が異なりますので、間違えないように事前に確認するのが大切です。
航空会社のシニア割を使って楽しい旅にしてくださいね。

 

< 了 >

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※本記事は個人の体験談をもとに作成されております。
※健康法や医療・介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

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